工房齋 木工ブログ

木工に関するいろいろなお話
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リトルカブをボアアップした話
去年の今ごろ、ホンダのクロスカブと

リトルカブを

新車で買いました。
なかなか乗る機会がないので1年たってもどちらも走行距離は数百キロです。

最初はヤマハのSR400を新車で買うつもりで隣の知多信用金庫 栄町支店でそれ専用の普通預金通帳を作り、SRの新車を買うには諸費用入れて63万円くらい必要だったので60歳の誕生日を到達点として630日前から雨の日も風の日も毎朝ATMで千円を入金することを続けていたんですが、前年にクロスカブの存在を知って「これだっ!」となって急遽計画変更してクロスカブを買うことにしたら、おや、カブなら2台買えるじゃんということでリトルカブも新車で買ったんです。

どちらもとても気に入っているんですが、50ccのリトルカブのパワーの無さにはほとほと参ってたんですね。
ビュンビュン走ろうとは思わないけど、発進加速は悪いしちょっとした上り坂でもスピードがどんどん落ちるしで、とにかくかったるい。
クロスカブにはない、リトルカブ独特のほんわかした乗り味がとても気に入ってるので、なおさら50の非力さが残念でした。
それと制限速度30キロの縛りのある原付がトロトロ走るのは他の車にとって迷惑なことだし、自分にとっても危険だと感じていました。

で、熟考の末にエンジンをボアアップ(排気量アップ)してモアパワーを手にすると同時に、原付二種に登録変更して制限速度30キロの呪縛から逃れることにしたんです。

リトルカブ用のボアアップキットはいろいろ売られてますが、僕が選んだのはスペシャルパーツ武川のハイパーSステージボアアップキット88cc

ボアアップに際して燃料噴射量を変更するコントローラー付き。
パワーアップに合わせて16丁のドライブスプロケットが付いてるのは親切。
さすがちゃんとしたメーカー品だけあって、補器類の取り付けを含め、部品の精度はパーフェクトでした。
定価は5万円近いけど実勢価格は送料込みで4万円ちょっと。
この金額が高いか安いかは価値観によりますが、僕は安いと感じました。

このキットには吸入抵抗の少ないエアクリーナと馬力アップのハイカムが入ってるけど、僕はささやかなモアパワーが欲しいだけでエンジン特性がピーキーになるのはいやだし、人よりも早く走ろうとか、峠をガンガン攻めるつもりはこれっぽっちも無いのでどちらも組み込みませんでした。
たぶん耐久性の面でもその方が有利だと思いましたしね。

ならどうしてセット物を買ったのかと言うと、必要な物をバラで買うよりこのセットの方がうんと安かったからです。
なのでエアクリーナとハイカムは余ってますので、欲しい人がいたら差し上げます。

あと、メーカー(武川)がボアアップキットと同時装着を推奨してるスーパーオイルポンプは組み込みましたが、強化クラッチは僕の運転状況なら必要ないと判断して買いませんでした。

僕は16年前まで、高校を卒業してから27年間自動車整備士をやってたので、ボアアップ作業は自分でやりました。
特に難しいことはなかったですが、まったくの素人さんがやるのは無理だと思います。

日中は仕事しなくちゃいけないので夕食後に夜な夜な作業して









これは取り外した49ccのノーマルピストンとノーマルシリンダー。

で、めでたく88ccへのボアアップ作業完了。




原付二種への登録変更も完了して晴れて黄色ナンバーに。(僕の前に誰か一人登録してくれてればナンバーが「123」だったのになあ。ちょっと残念)
もちろん自賠責保険の書き換えもやってきました。
これで制限速度30キロと二段階右折の呪縛から解放される。(^◇^)

チャラチャラした改造バイクと同一視されるのがいやだし、交換する必要はないと判断してマフラーはノーマルのままなので外観はまんまただのリトルカブです。

余談ですが、事前に半田市の税務課で原付二種への登録変更する手続きについて聞いてみたところ、ボアアップして排気量が大きくなったことを客観的に証明できなくても書類に「自己責任で云々」と自筆で書けば原付二種で登録できるそうで、それはつまり50のままでウソこいて原付二種登録して制限速度30キロの制約を逃れることも可能なことを意味してるわけですが、清く正しく美しくいつもニコニコ現金払いの大人になったのび太くんたる僕としてはそんなセコいことしたくないし、そう思われたくもないのでボアアップキットを買った納品書と領収書、それと作業中の写真等を添えて88ccにボアアップしたことを自分なりに証明して正規登録しました。(上の3枚から8枚目の写真はそのために撮影しておいた物の一部です)

で、88ccにボアアップしたリトルカブはどうかと言うと、最高!です。楽しい

まだ試運転程度しか走らせてないけど、50cc時代のパワーの無さがウソ八百万円のようにごく自然に周りの流れに乗ることが出来て、赤信号からの発進でジョギングのおじさんにピューと追い抜かれることはないし、上り坂で絶望に打ちひしがれることもなくなりました。
燃料噴射のコントローラーもうまく作動してるようでセル一発で始動するし、気難しいところは一切ないです。
60キロでの巡行もストレスフリーでとにかく走りやすくなり、リトルカブの独特なほんわかした乗り味と相まって僕が理想とするカブ像にかなり近くなりました。
これなら200キロ程度の日帰りツーリングは楽勝だなと思えます。

88ccリトルカブの良さを知ってしまった今となっては、もはや50なんかにゃ戻れません。

今のところ異音も異常もオイル漏れもオイル上がりもないので、この調子ならオイル交換を怠らなければ耐久性の面でも期待できそうに思います。
 
| koboitsuki | 徒然日誌 | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) |









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